園旗(保育園、幼稚園、こども園)
卒園の記念に手旗を製作しました
東京都世田谷区にある「さくらしんまち保育園」の卒園記念として、
保護者様から園に手旗を渡したいとのことで、弊社にご依頼がありました。
保護者様にデザインの得意な方がいらっしゃるのか、
とてもかわいらしいデザイン4種類を送っていただきました。
その中で1種類を選び、製作をする運びになったのですが、
データ上では園名にもあるさくら色が蛍光色に見えるので、色校正をしたいとのことで
本製作の前に一旦お色の確認をしていただきました。
ツイル生地の場合、色校正は1m四方に何個でも乗せることができます。
(金額は別途発生いたします)
やはり色校正で見ても、データ上のCMYK色は左上のような色味は蛍光色に見えますね。
最終的にはお客様がお持ちの色見本に合わせて作成するという形になりましたが、
色校正をしたことにより納得の色合いを製作することができました。
出来上がりは
両面プリントで裏側も逆柄でプリントされています。
ハトメレザーは裏側のみ取り付けました。
(裏側からの撮影を忘れました、、、)
色合いは
こんな感じで、ほぼ同じ色味に仕上がりました。
これで園児たちがお出かけする際には、この手旗を目印にすることができますね。
今までは卒園記念に園旗を製作することが多かったですが、
このように、卒園の記念として手旗もいいですね。
今回はとても色味にこだわったので色校正をしましたが、
見本となるものがあればそれに近づけて製作することも可能です。
(紙の印刷と布への印刷は種類が違うの同じ色にはなりません)
3月に入ると製作が立て込みますので、
1月~2月中旬頃までにご注文いただけると安心です。
卒園記念品としての園旗や手旗の魅力
卒園式は、子どもたちが保育園や幼稚園で過ごした大切な日々を振り返り、 新たな旅立ちを祝う特別な瞬間です。 このような感動的な式典をより一層華やかに演出し、思い出深いものにするために、 卒園記念品として「園旗」や「手旗」を検討してみてはいかがでしょうか。 これらは単なる装飾品ではなく、子どもたち、保護者、そして先生方にとって 心に残る象徴的なアイテムとなります。園旗の魅力 園旗は、その園を象徴する特別な存在感を持つアイテムです。 園名やロゴ、シンボルカラーなどをあしらったデザインは、園のアイデンティティを表現するだけでなく、 卒園式の場を引き締め、子どもたちの成長を祝うシンボルとなります。 卒園式だけでなく、運動会や発表会などのイベントにも活用できるため、 長期間にわたって園生活の思い出を彩ります。 また、卒園後も園に保管されることで、 次世代の子どもたちや保護者にとっても受け継がれる記念の品となるでしょう。 園旗についてのページはこちら 手旗の特徴と使い方 一方、手旗は子どもたちが直接手に取ることのできる記念品としておすすめです。 小型で軽量の手旗は、子どもたちの手にちょうどよく、卒園式や行進の際に持つことで、 一体感やお祝いの雰囲気を盛り上げます。 園名やロゴ、シンプルでかわいらしいデザインを取り入れることで、 子どもたちにも親しみやすく仕上げることができます。 また、保護者や先生方も手旗を振ることで、卒園を祝う気持ちをより表現することができます。
手旗についてのページはこちら オリジナリティのある記念品として 園旗や手旗は、園の個性や思いを形にすることができるアイテムです。 例えば、園児たちが描いたイラストをデザインに取り入れると、世界に一つだけの特別な記念品となります。 さらに、卒園生一人ひとりの名前を加えることで、よりパーソナルな思い出として残すことも可能です。 こうした工夫は、卒園生やその家族にとって忘れられない宝物となるでしょう。 卒園記念品としての園旗や手旗は、単なる記念品の枠を超え、 園生活の思い出や子どもたちの成長の記録を形にしたものです。 特別なデザインと心を込めた制作で、卒園の感動をより深めることができます。 ぜひ卒園式の演出や記念品のアイデアとして、園旗や手旗を取り入れてみてはいかがでしょうか。
シンプルだけどインパクトのある旗 吊り下げ旗 おしゃれ旗 看板旗
大田区の梅屋敷駅からすぐの、京急線の高架下にあるコワーキングスペース「コーカ」の看板旗。
シンプルなのに1m以上もある長い丈でとてもインパクトがあります。
この旗を発見して、いったいここは何のお店なのかなーと通るたびに思っていたのですが、
調べてみてコワーキングスペースだとわかりました。
そして、高架下だから「コーカ」なのかと。
この看板旗は結構高い位置にあるので、断言はできないですが、
こちらは遮光ターポリンというビニール素材を使用しているようです。
今までご紹介している吊下げ旗は「遮光スエード」が主でしたが、
ターポリン生地で吊り下げ型の看板旗は初めて拝見しました。
通常ターポリン生地で多いのは、歩道脇などに掲げてる
「わたるな!」などの横断幕でよく見かけるのですが
店舗旗としてのターポリン生地は、安っぽくなってしまうので難しいのですが、
こちらのようなシンプルなデザインですと、とてもおしゃれで安っぽく見えません。
かなりの長めの丈ですので、下部にハトメを付けワイヤーで固定していますね。
白い部分に汚れが見えますが、手の届く位置にあれば水拭きでお手入れもできますので
長持ちするターポリン生地の看板旗もおすすめです。
おしゃれなご案内としての旗 吊り下げ旗
街を歩いていると、商売柄かやはり旗に目がいきます。
その中でもおしゃれな看板旗を発見。

【芝パークホテル様 吊下げ旗 店舗旗】
さずが都会のホテルだけあって、色合いやデザインもおしゃれです。
これらは遮光スエードというスエード生地の間に遮光材を挟み、
両面違うデザインにもできる欲張りな素材を使っています。
通常の生地より厚みがありますが、柔らかい素材なので吊り下げると真ん中がふにゃっとなってしまうため、
ピンと張るように上部に塩ビパイプを入れ込みます。
また、長めの丈ですと、風で上部の棒に巻き付いてしまうため、下部にハトメを開けて
壁にヒモで固定(こちらはワイヤーですが)しています。
厚手の素材ですし、両面にデザインを施しているので、
縫製するよりも周りはヒートカットで処理するのが一般的です。
看板にしてしまうと、店舗が変わった時や季節で変更するのは金額的にも手間も大変ですが、
旗ですとすぐに変更が可能ですね。
最近では商店街の旗なども遮光ツイルや遮光スエードで製作することが多いです。
使用状況にもよりますが、ずっと下げっぱなしでも割と長く持ちますので、
経済的にも〇ですが、何よりもデザインがきれいに映えるところも選ばれているひとつです。
電動自転車と校旗
何年か乗ったけれどまだ乗れる電動自転車を
譲ってもらい乗っていた私。
自転車屋さんで何度かメンテナンスをしてもらい乗っていました。
所々は古くなり部品を変えながら乗っていますが、自転車屋さん曰く
「電動自転車は部品を変えればまだまだ乗れるんですよ」
それを聞くたびに校旗を思い出します。
何十年も続く伝統のある旗、それに見合う竿頭。
大事に扱えばまだまだ活躍できる旗。
甲子園で活躍する校旗も毎年メンテナンスをしている学校もあると聞きます。

校旗
ぜひ一度大切な校旗を見直してみてはいかがですか。
校旗の布部分は正絹を使っているのがほとんで、大変デリケートな素材です。
日焼けで色が褪せてしまったり、出し入れの際に引っ掛けて裂けてしまったりして
修理できませんか?とお問合せをいただくことが多いのですが、
布部分を修理するということは、刺しゅうをいったんほどいて交換するしか他無いので
新品を作るのと変わらない金額になってしまいます。
付け焼刃で色あせを塗ったり、刺しゅうを直したりしても完璧にきれいにはなりません。
ですので、弊社では旗布部分や刺しゅう部分の修繕は受け付けておりません。
唯一旗部分で修理可能なのは周りのフレンジやハトメの交換くらいです。
しかしこれも年季の入った旗になると、生地が縫い直しに堪えられなくなっている場合もありますので
できるかどうかは現物を見てみないとはっきり言えません。
もう一つ修理のご依頼で多い竿頭。
割れてしまったりはがれてしまった竿頭の修理は受け付けております。
金色だった竿頭がいつのまにかシルバーになっていた、
落としたりケースの中で転がっていたりして凸凹になってしまった、
など、新品同様に修繕可能です。
一旦バラして→整形→組み立て→磨きほか修理・調整→本金メッキ→検品
という工程を熟練の職人が手作業で仕上げますので、新品かと見間違うほどになって帰ってきます。
記念式典など使う予定の1か月前くらいには一度状態をご確認することをおすすめします。