竿頭の修理で新品同様に(冠頭)
2021.11.14学校には「校旗」という大変立派で高価な旗が必ずあります。
長年入学式や卒業式などで使用していると、旗自体ももちろんですが、
竿頭(冠頭)も劣化したり壊れたりしてきます。
竿頭(冠頭)は大体が真鍮製で作られているので、
少しの衝撃でかなりのダメージを受けてしまいます。
今回もかなりの痛みがあり、修理して欲しいとのご依頼です。
これはこれは。
3面ともはがれてしまってセロテープで固定したようですが、
今にもバラバラになりそうです。
写真ではわかりにくいですが、面の部分も少し歪んでいます。
そして、一旦バラして→整形→組み立て→磨きほか修理・調整→本金メッキ→検品を経まして、
1か月弱後です。
まるで新品です。
もう無理なのではないかと思われていたものが、ここまで綺麗に修繕できました。
こちらの修理の依頼をしていただいたお客様より、感動の川柳をいただきました。
「竿頭が まぶしく輝き 感動だ」
本当にこの川柳の通り、まぶしく光輝いていますね。
これからこの竿頭がまだまだ活躍してくれることを願っております。
校旗の修理は難しい部分があるのでお受けできませんが、
竿頭の修理はかなりご好評をいただいております。
職人が丁寧に仕上げておりますので
お時間はかかりますが、ぜひご検討くださいませ。